発表: 2009年9月8日

インベンセンス™ 世界初のデジタル出力2軸ジャイロ・センサを発表――デジタル・カメラおよび携帯電話用カメラ向け

最新の IDG-2000™ ファミリは、超小型 4x4x0.9mmパッケージで、さまざまな手ぶれ補正システム(OIS)にデジタル・インターフェースのソリューションを提供します

サニーベール(米、カリフォルニア州)、2009年9月8日発表―コンスーマ市場向け MEMSベースのモーション・プロセシング製品のリーディング・カンパニーである米インベンセンス社(InvenSense, Inc.)は本日、同社の主力製である品MEMSジャイロ・センサ、 IDG™ ファミリの次世代製品として新たに IDG-2000™ 2軸MEMS ジャイロ・センサを発表しました。IDG-2000ファミリは8メガ・ピクセル以上の高画素数をもつデジタル・カメラや携帯電話用カメラの市場で求められている手ぶれ補正システム(OIS)に最適な、小さく薄いジャイロ・センサを提供します。IDG-2000は8インチ・ウェファから製造され、今後、増大が予想される需要に対応すると同時にコンスーマ市場のOEMメーカからさらに厳しく求められるトータル・ソリューションのコスト削減の要望にも対応します。

IDG-2000は、4 x 4 x 0.9 mmのQFNパッケージで提供されます。本製品は、16ビットのADコンバータを内蔵した世界初の2軸、ピッチ&ロール(X軸とY軸)のジャイロ・センサ で、高価なディスクリート部品を必要とせずに、最新のイメージ・プロセサとの間で I2CあるいはSPIといったシリアル・バス経由の直接的な接続を可能にします。

「手ぶれ補正は、消費者が最新のカメラに求める標準的な機能に急速な勢いでなっています。」と、クリス・チュート(IDC リサーチ・マネージャ、ワールドワイドデジタル・イメージング・プラクティス)は述べています。「数百万個のデジタル・カメラが世界中で販売されていますが、商品の差別化と価格競争にさらされ、カメラ・メーカはこれまで以上に難しいコスト競争力を求められています。IDG-2000のような新しい技術は、カメラ・メーカが市場での競争力を保つことに寄与することでしょう」。

「私たちは、IDGシリーズをこの新しいデジタル・ジャイロ・センサによって刷新します。小さく薄いパッケージにより手ぶれ補正システムを低コストで実現するという市場要求に応えながら、OEMメーカにとっては画像の手ぶれを減らすことができます。」と、ジョゼフ・ジャン(インベンセンス社、イメージング・ビジネス事業部担当副社長)は述べています。「私たちは、次世代のスマートフォンとデジタル・カメラが求める特異なニーズに対してブレークスルーな技術を提供しつづけることを約束します」。

インベンセンスは、すでに大量生産を行っている特許取得済みの生産技術、ナシリ・ファブリケーション を活用しています。この技術は、MEMSウェファとCMOS電子回路とをウェファ・レベルで接合します。この技術プラット・フォームを通じインベンセンスは、ジャイロ・センサのパッケージ・サイズを極小サイズにする一方、最高の性能と低ノイズ、そして価格競争力のあるソリューションを市場に提供しています。

IDG-2000ファミリは、内蔵したシグマ・デルタADコンバータとプログラマブルなデジタル・ローパス・フィルタにより、高い周波数帯域での低い位相遅延を実現しています。そのほかの主な特長としては、オートマチック・ゲイン・コントロール、OISアプリケーションに最適化されたエイリアシング・フィルタ、そして業界最高水準である±1%の他軸感度などが挙げられます。内蔵温度センサは、温度変化によるバイアス変動を補正します。IDG-2000は、0.1Hz~20Hzの周波数帯域にわたって発生する、いわゆる「手ぶれ」を0.033 °/s-rmsの低ノイズで感知します。さらに、駆動周波数は30KHz前後で、周囲の一般的なノイズに影響を受けません。こうした特長は、ほの暗い状態で高い解像度の撮影をする場合や、どの解像度であれズームを使用した場合に効果を発揮します。消費電力は従来のアナログ出力のジャイロ・センサに比べ約50%少なく、2.1V駆動状態で4mA、スリープ・モードでは5μAの省電力を実現しています。

2軸MEMSジャイロ・センサ、IDG-2000ファミリは、2009年10月からインベンセンス社のOEMパートナーに対してサンプル供給を開始します。より詳しい情報については、インベンセンス社のウェブサイト http://www.invensense.com/jpを参照ください。

インベンセンス社について

インベンセンス社は、モバイル製品を対象にしたモーション・プロセシング製品のリーディング・カンパニーです。すでに月産数百万個レベルの生産を行っており、世界中の各社に供給しています。同社の特許取得済みのモーション・プロセシング・テクノロジーとナシリ・ファブリケーション製造技術は、ゲーム機器、手ぶれ補正、リモコン、斬新で、より直観的な、ジェスチャーによるユーザ・インタフェースのような高機能、多機能を求められている携帯電話など、成長著しい市場のニーズに適しています。インベンセンス社は非公開企業で、アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サニーベールに本社機能を置いています。より詳しい情報については、同社のウェブサイト、http://www.invensense.com/jpを参照ください。

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