新しい世代の、より薄く、より高性能のデジタル・カメラには、自然な手の震えから生じる手ぶれのために画像がぼやける傾向があります。 手ぶれ補正機能(OIS: optical image stabilization)は、今日のデジタル・カメラにとって標準的な機能と考えられています。 いわゆる手ぶれは、カメラ本体周囲の二平面に対し、周波数で1~20Hz、角度で±1.5°の範囲にあるゆらぎとなって現れます。 手ぶれを防止するために鍵となる技術は、ジャイロセンサを使い、人の手が生み出す微小な振動を検出する能力にあります。
典型的なOISは、手ぶれを検出し、レンズ、プリズム、イメージ・センサなどの光学機構を測定されたぶれを打ち消すように動かすことにより、手ぶれを補正します。手の動きは、2軸のジャイロセンサと、カメラ内の光学機構を制御するアクチュエータと位置センサかならなるクローズド・ループ・システムにより検出されます。 ジャイロセンサは、このアプリケーションが必要とする、低雑音、高感度、および十分な帯域幅をもつ唯一のセンサです。
OISアプリケーションにおいて2軸ジャイロセンサに求められる性能は、小さなサイズと、高い感度、優れた他軸感度、小さい位相遅延と低ノイズです。インベンセンス IDG-1123は、4 x 5 x 1.2 mmの小さなパッケージ・サイズ、23mV/°/secの感度、< ±1%の他軸感度、140Hzのローパスフィルタ、および0.014°/sec /√Hzのノイズ特性をもち、これらの必要条件を満たします。
IDG-1123は、OIS(手ぶれ補正システム)アプリケーションに最適です。この製品は、業界最小で、最も耐衝撃性が高い2軸ジャイロ・センサで、信号処理回路(アナログ出力)を内蔵しています。